特別保育について
子どもは、様々な経験をしていく中で、人としての豊かな感性・感情が育つと考えています。
専門の指導者による特別保育(お茶のおけいこ・体操指導)を通して、新しいこと・未知なるものにも興味・関心を持ちながら、心と体・五感を最大限に開いて、秘めたる能力の発揮の場として意欲的に、楽しんで取り組むことが出来るようになります。
年齢別保育活動
異年齢クラスの生活をベースにしながら、各年齢ごとに就学を見据えた発達保障の観点から、保育計画に基づいた様々な活動も行っていきます。
達成感を通して最後まで頑張る力・友だち同士の関わりを深めながら人との協調性などを養うことを目指し、聞(聴)く、読む、書(描)く、話す、作(造)る力を段階的に育て、楽しい年長児活動へつなげていきます。
子どもが毎日楽しい!と思える空間作り
子どもの持つ興味や関心に寄り添い、さらにそれを広げるわくわくするような遊びの場を整え、子どもがいつもキラキラ輝いて、のびのびと遊べる保育環境を心がけます。
子どもの成長・発達にとってより良いおもちゃを提供します
今一番したいことに応じたおもちゃが適切に与えられると、子どもはあそびの中で機能を伸ばし発達を促され、自立へと向かいます。適正なおもちゃで主体的に遊びを展開する中で、考える力や意欲、社会性などが備わっていきます。
自然を生かした園庭や外遊びで五感を使った遊びの充実
当園は、山や川、田んぼなど自然を豊かに感じられる環境に立地しています。毎日自然の心地よい空気を感じながら、環境を生かした戸外遊びを充実させていきます。
園庭には、四季折々・色とりどりの花をつける草木や、実のなる木を植えて、日常の中で自然の営みやその恵みに触れる機会を多く持てるようにしています。木々に集まる鳥や虫たちと触れ合い、そのことが子どもたちの興味関心と相まって、五感を使った遊びが展開されます。
また、子どもの力を自然に引き出し、存分に発揮できる遊具を配し、楽しみながら運動機能の発達を促していきます。
食事は、生きる源です
季節ごとに実る園庭の果実や野菜など、みんなで協力して大切に育てることで収穫の大きな喜びを得て、食物の命をいただくことを知らせ、感謝の気持ちと共に、すべてのものを愛し大切にする心を育てていきます。
手作りの食事・おやつは、様々な食材を使いバラエティーに富んだメニューで、食べる楽しみを通じて、子どもの生きる力を育んでいきます。
日本の伝統文化を大切にしていきます
日本には大切に受け継ぎ、未来に伝えたい伝統的な文化や行事、遊びなどが数多くあります。
子どもたちの心の中に伝統文化の火を灯し、後世に伝承していけるよう、四季を感じる行事や遊びを取り入れる中で、当園では特に、お茶のおけいこ(茶道)を、特別保育活動の中に取り入れています。
お誕生会、一人ひとりの生まれた日を大切に・・・
自分の生まれた日を大切に思い感じることから、自尊心や両親への感謝の気持ちが芽生えます。
お子さんのお誕生日当日に、クラスみんなで心をこめてお祝いをします。(欠席・休日の場合は、やむを得ずその前後の日)
絵本は子どもの感受性を豊かに育みます
当園では絵本の読み聞かせを大切にしています。
良い絵本には、子どもをファンタジー(想像→空想→創造)の世界へ導く力があります。絵本を通して、自分の知らない“世界”にあるたくさんの喜びや楽しみ、いろいろな苦しみや悲しみなどがあることを知り、子どもの心がみずみずしくしなやかに、そしてたくましく豊かに育っていきます。